▼人名録 <「白銀の墟 玄の月」編>

  身分→五十音順。
  「主な出典」欄の漢数字は巻数、数字は頁数。
  ※作成中のため、随時訂正・改定が入ります。
  


■官

作中の記名 謀反前の官位 謀反後の官位 出身 身体的特徴 主な出典
阿選
あせん
禁軍右軍将軍 十五で入軍、十八で軍学へ、兵卒兼大学へ進学、二十六で卒業して旅帥となる。五年で師帥、三年で禁軍中軍将軍。既刊までの情報へ 三60
案作
あんさく
冢宰補→冢宰 張運の子飼い。 二302・四162・307
烏衡
うこう
禁軍中軍→右軍卒長 残酷で卑劣。赭甲を率い、驍宗を襲い函養山に閉じ込める。津梁の軍の所属。 三136・323・344
英章
えいしょう
禁軍中軍将軍 文州へ先陣として派遣され、阿選の謀反を聞き下野。驍宗曰く「癖がある」。嫌う者も多いが慕う者も多い。既刊までの情報へ 一58・二78
詠仲
えいちゅう
冢宰 鳴蝕の際の怪我が元で死亡。既刊までの情報へ 一278
泓宏
おうこう
瑞州師中軍師帥 承州 李斎の麾下。承州時代から李斎に従う。 三306
崖刮
がいかつ
瑞州師左軍師帥 霜元の麾下。高卓までの修行道を越えて逃亡する。 三304
皆白
かいはく
天官長太宰 鳴蝕で行方知れずになる。既刊までの情報へ 一278
花影
かえい
秋官長 王宮を脱出、行方不明。既刊までの情報へ 一278
嘉磬
かけい
天官小宰 無位無官→瑞州州宰 皆白の右腕。初老。 二309・四79
哥錫
かしゃく
地官長大司徒 二296
臥信
がしん
阿選の謀反の知らせにより下野。驍宗曰く「大らか」。驍宗の従者として昇山した。既刊までの情報へ 二77・252
巌趙
がんちょう
禁軍左軍将軍 (蟄居→)大僕 驍宗の麾下。阿選謀反時、鴻基に残る。驍宗曰く「豪放磊落」。驍宗の従者として蓬山した。既刊までの情報へ 一173・175・二77・252・三273
帰泉
きせん
旅帥 阿選の麾下。品堅の部下。愚直で不器用と評される。 一305~・三279
橋松
きょうしょう
秋官長大司冦 二185
驍宗
ぎょうそう
泰王 二十四で大学を卒業、旅帥となり二年で師帥、三年で瑞州師中軍将軍となる。既刊までの情報へ 三60
基寮
きりょう
文州師将軍 もと禁軍中軍師帥から、文州師将軍に任ぜられる。 一142
癸魯
きろ
瑞州師左軍旅帥 霜元の麾下。 三303
恵棟
けいとう
瑞州州宰→文州侯 阿選の麾下。元は阿選の幕僚。帰還した泰麒によって州宰に任じられる。 二41・165・300・四75
懸珠
けんしゅ
春官長大宗伯 二184
弦雄
げんゆう
禁軍右軍師帥 四110・152
浩歌
こうか
瑞州師左軍師帥 霜元の側近。 三310・四242
剛平
ごうへい
禁軍中軍師帥 轍囲の事件時に卒長。 一150
光祐
こうゆう
李斎の麾下。 四129・410
蒿里
こうり
泰麒 泰麒 七年ぶりに蓬萊より帰還する。既刊までの情報へ
項梁
こうりょう
禁軍中軍師帥 泰麒の大僕 痩せた長躯、人当たりの柔らかい雰囲気。鉄笛・飛刀など暗器の遣い手。氏(?)は楚 一17・51・二311
午月
ごげつ
阿選軍の旅帥 王の小臣→瑞州師 五年前に小臣になる。阿選の麾下。元は成行の元で旅帥を務める。 一301・二210・314
杉登
さんとう
禁軍左軍師帥 驍宗登極前は驍宗軍師帥。巌趙の麾下。阿選謀反後は品堅の配下。 一175
士真
ししん
禁軍右軍旅帥 四107
士遜
しそん
瑞州州宰→(罷免)→内宰 張運の手下。上目遣いに人を見る貧相な男。 二155~・300・三77
叔容
しゅくよう
阿選の軍司 夏官長大司馬 阿選の麾下。恵棟の上司。 二165
潤達
じゅんたつ
医匠→瑞州の官 徳裕を助けるために文遠が手配した。 二154・三79
証博
しょうはく
瑞州師右軍師帥 静之の上官。陽気で侠気のある好人物。文州で離散して逃げたが、轍囲の戦闘で死ぬ。 二253
浹和
しょうわ
瑞州天官典婦功 女御 年の頃四十程度の、ふっくらとした頬の温厚そうな女。泰麒の世話をする。立昌の間者。 一272・275
津梁
しんりょう
凱州師将軍→王師 一303
成行
せいこう
禁軍左軍将軍 一178
静之
せいし
瑞州師右軍旅帥 年の頃は二十代の終わり。臥信の従者として蓬山に昇山した。文州で離散し、轍囲での戦闘のあと、習行に拾われる。 二251
正頼
せいらい
瑞州令尹・傅相 国帑を隠蔽し、阿選に幽閉される。既刊までの情報へ 一178
宣角
せんかく
地官長 阿選によって処刑された。既刊までの情報へ 一278
宣施
せんし
禁軍右軍旅帥 友尚の麾下 四347
霜元
そうげん
瑞州師左軍将軍 文州の乱時、驍宗とともに出陣。阿選の謀反の知らせにより下野。驍宗曰く「真面目で品が良い」。既刊までの情報へ 一161・二77
潭翠
たんすい
泰麒の大僕 芭墨が出奔した際同行し、行方知れず。既刊までの情報へ 二39
張運
ちょううん
春官長大宗伯 冢宰 驕王時代は小宗伯。儀礼に関しては並ぶ者がないほど詳しいと言われていた。如才ない能吏との評。既刊までの情報へ 一177・二12
長天
ちょうてん
禁軍右軍旅帥 友尚の麾下 四69
彤矢
とうし
四124
徳裕
とくゆう
医官 実直そうな医官。いつのまにか病んで姿を消す。 二40・三19
敦厚
とんこう
文州司空大夫 年の頃六十がらみの押し出しの良い男。工匠上がりの文州冬官長。驕王以前より冬官にいる。 三249
芭墨
はぼく
夏官長大司馬 驍宗の古参の麾下。王宮を脱出したが、委州で処刑されたとの噂。既刊までの情報へ 一173・176
品堅
ひんけん
禁軍右軍師帥 文州の乱時、驍宗に率いられて出陣する。驕王の時代は他の将軍に仕えていた。堅実で実直。 一172・306・二308
伏勝
ふくしょう
阿選軍の旅帥 瑞州司士 黄袍館の警備をすることになった駹淑の上官。 二209・214
文遠
ぶんえん
黄医 黄医 驕王の時代からの黄医。老人。泰麒帰還の後、病んで行方不明になる。 二35
平仲
へいちゅう
司声→天官寺人→保衡 初老の小柄な男。泰麒帰還後、初めに身の回りの世話をしたが、病んで六寝に移る。 一260・二325・三19
駹淑
ぼうしゅく
王の小臣→瑞州師 凱州 年若く、どこか幼さを感じさせる顔。裕福な官吏の家出身、軍学に進む。津梁が王師に編入される際に、凱州師の卒長から小臣になる。 一301~・二209・212
耶利
やり
私兵→泰麒の大僕 黄朱 双刀を佩びた少女。 一298・二321
友尚
ゆうしょう
禁軍右軍将軍 阿選の麾下。恵棟の軍に入ったころからの朋友。散らかし癖がある。 二167
俐珪
りけい
禁軍中軍師帥 禁軍中軍師帥の中で最も年若い。基寮が文州師へ異動した際に、旅帥から抜擢される。 一142
李斎
りさい
瑞州師中軍将軍 謀反として国を追われ、片腕を亡くす。既刊までの情報へ
立昌
りっしょう
春官長の府吏 天官長太宰 五十がらみ、険のある風貌。 一278・282・287
琅燦
ろうさん
冬官長大司空 太師 黄朱 既刊までの情報へ 二53


■道士・僧侶等

作中の記名 謀反前の所在・所属・身分 謀反後の所在・所属・身分 出身・出自 身体的特徴 主な出典
淵澄
えんちょう
瑞雲観の監院 老人。瑞雲観で生き残った六人の監院の筆頭。 一77~
喜溢
きいつ
浮丘院の都講 一323
去思
きょし
瑞雲観・得之院とくしいんの道士 江・東架 江州 入山したばかりの十六歳で瑞雲観が焼き討ちに合う。東架の里で項梁李斎泰麒と出会い、その後旅路を共にする。 一52・66~
空正
くうしょう
檀法寺の僧侶 厳つい風貌。 三339・341
習行
しゅうこう
琳宇の神農 痩せた年嵩の男。 二247
如翰
じょかん
浮丘院の監院 一326
菁華
せいか
文州師 文州征伐の時逃げてきた女兵卒。老安に匿われていた。 二403・406
清玄
せいげん
瑞雲観系の道士 高卓で主座の道範に付き従う。 三339
世明
せいめい
瑞雲観・得之院とくしいんの監院 瑞雲観が焼き討ちに合い、東架の里へ逃げ出すが、王師の詮議を受けて犠牲になる。 一69~
梳道
そどう
琳宇・石林観の道士 褐色の道服を着た若い道士。李斎らを高卓まで案内する。 二379・381・三289
短章
たんしょう
神農站の宰領 江州恬県付近の神農站を取り仕切る宰領。 一127
道範
どうはん
高卓戒壇の主座 枯れた風貌の老人。高卓で霜元を匿う。 三339~
鄷 都
ほうと
神農 神農 委州南嶺郷 年のころ三十代の半ば。小男。馬州から文州にかけてを廻る神農。 一115~・128
沐雨
もくう
石林観の首座 小さな老女。元は朱旌の舞妓。 二371・三84・105
余沢
よたく
琳宇の神農 中背の若者。習行の徒弟。 二247


■土匪・民

作中の記名 謀反前の所在・所属・身分 謀反後の所属・身分 出身・出自 身体的特徴 主な出典
園糸
えんし
承州 二十代半ばの女。の母。十八で隣里に嫁ぎ、三年前に焼け出されて長女と栗を連れて逃げ出すが、流浪のうちに長女を亡くす。 一12~
回生
かいせい
老安で、武将を世話していた十二、三の少年。回生の字は武将がつけた。 二411~
朽桟
きゅうさん
岨康の土匪 文州南部 ひときわ大柄で屈強な男。十三で浮民に、十六で土匪になる。 二92~・110
翕如
きゅうじょ
斂足の手下。朽桟の兄貴分。 二114
彦衛
げんえい
土匪の連れ去りで母親を亡くした男。 三150
建中
けんちゅう
琳宇の差配 轍囲 無口で威圧感のある屈強そうな男。琳宇で坑夫を纏める差配をしている。 一343
洽平
こうへい
馬州宜興 (身分等不詳) 氏(?)は草そう正頼に国帑を託される。 三201
此勇
しゆう
土匪 朽桟が息子同然に育てていた子。 四291
春水
しゅんすい
白幟 龍渓 李斎が岨康で出会った、三十過ぎの女。女児あり。 二80・三109
詳悉
しょうしつ
文州師士 豊沢に配属されていた師士だったが、赴家の関係者として琳宇に住んでいる。 三146
杵臼
しょきゅう
岨康の土匪 朽桟の部下。気弱だが快活な初老の男。 二266
赤比
せきひ
岨康の土匪 朽桟の右腕。 二266
夕麗
せきれい
禁軍中軍卒長 武人風の若い女。離散後は葆葉の元にいる。 三262
端直
たんちょく
白琅に逃げ込んでいた荒民。 三146
定摂
ていせつ
閭胥 彦衛の幼馴染み。両親がおらず、里家で育つ。若くして閭胥になる。 三150
仲活
ちゅうかつ
元は樵夫→坑夫 函養山の土匪 朽桟の配下。片足の曲がった老人。 二267・272
同仁
どうじん
東架の里宰 痩せた壮年の男。善良を絵に描いたような風采。 一77
博牛
はくぎゅう
屈強で見上げるような巨躯。初老に差しかかった頃合い、白髪交じりの灰色の髪、左頬から口元にかけて、大きな古傷がある。牙門観に保護されていた侠客のまとめ役。 三151・四86
茂休
ぼうきゅう
老安の里宰補 年嵩の男。 二389
方順
ほうじゅん
土匪 朽桟が息子同然に育てていた子。 四291
葆葉
ほよう
白琅の豪商。赴家の女主人。五十がらみ、色白でふっくらとした慈母を体現したかのような女。牙門観に住む。 二332・343

りつ
承州 園糸の第二子男児。三歳ほど。 一12~
斂足
れんそく
土匪の首領 朽桟が若いころにいた山の首領。 二112


十二国記データベース