| ■道観寺院関係 |
| 瑞雲観 ずいうんかん |
江州恬県墨陽山を中心とする、戴国道教の総本山。普賢寺等のほか、監院かんいんを頂点とした百近い道院で成る。方丈ほうじょうが複数の監院をとりまとめる。 | 一10・27・77 |
| 得之院 とくしいん |
墨陽山の巨大な岩山の麓にある道院。監院は世明。 | 一69 |
| 浮丘院 ふきゅういん |
琳宇にある瑞雲観派の道観。道士の修行の場。技術の継承を本分とする。監院は如翰。 | 一323 |
| 石林観 せきりんかん |
琳宇にある、戴国北部で盛んな道教の一派である天三道てんさんどうの本山。修行の一環として瑞州、馬州、文州を巡る。杖に石林観免許と墨書した白い布を付ける。驕王の保護により始まった宗派。道士が教義を極めることが目的で、修行を優先する。主座しゅざは沐雨。 | 二63・371・372 |
| 白幟 はくし |
天三道の巡礼を真似て、白い布を身につけて石林観から函養山の東峰の廟を詣で、函養山を一周して戻る民間信仰の一派。そもそもは轍囲をはじめとする峪県の民の生き残り。 | 二64・三111 |
| 墨幟 ぼくし |
白幟との区別のために李斎らが用いた、白い布に一墨を入れた幡。次第に白幟も墨幟に倣うようになった。 | 四40・49 |
| 牙門観 がもんかん |
もとは卜占に長けた女教主が築いた道観だったが、法統が絶え、残った館を葆葉が買い上げたため、今は葆葉の別荘の名として呼ばれる。白琅の郭壁の外にある。 | 二335 |
| 檀法寺 だんぽうじ |
承州に本拠を置く。高卓にゆかりがある。修行中心の仏教寺院。閉鎖的で武闘派。怪我の施療に優れた施術院がある。本来は寺を持たず、衣鉢以外の所有を認めない。布施(財施・法施・無畏施)を重視する。 | 三300・305・四51 |
| 護法院 ごほういん |
西催に置かれた檀法寺の別院。 | 四50 |
| 戒壇 かいだん |
道観や寺院が設ける、修行者に戒を授ける機関。瑞雲観の戒壇は戴に三か所。所属する道士はいずれかの戒壇で受戒する。 | 三301 |
| 高卓戒壇 こうたくかいだん |
主だった道観寺院から人員を集めて組織された、受戒のための組織。高卓で布教を行うためには高卓に定められた戒を遵守する必要がある。民間呪術が免許を受けると邪教ではない信用が得られる。 | 三302 |
| 丹薬 たんやく |
道観が作る民間薬。 | 一10・69・77 |
| 都講 とこう |
修行する道士に講義を授ける教師役となる道士。 | 一323 |
| 法籙 ほうろく |
教学を終え、一人前の道士になったことを示す。一人前になると、それまでの藍衣らんえから玄い道服を着用することが許される。 | 一111 |
| ■職業 |
| 坑氏 こうし |
国や州から泉を独占する許可を得て玉を育てる。 | 二72 |
| 差配 さはい |
鉱山に坑夫を派遣する仕事。 | 一343 |
| 神農 しんのう |
薬を売り歩く行商人の総称。丹薬を売り歩き、薬房や薬舗に卸す。各地を取り仕切る神農站から下部の神農社へ荷を流す。 | 一115・126 |
| 禾商 かしょう |
穀物を扱う。 | 一130 |
| ■武器 |
| 寒玉 かんぎょく |
驍宗が延王と剣の勝負をしたとき、三本に一本とったことから驕王から賜った名剣の名。 | 三353・風海232 |
| 梢子棍 しょうしこん |
棍の先に鎖で短い棍棒が付いている。 | 四97 |
| 鉄笛 てってき |
鋼でできた笛。 | 一44 |
| 飛刀 ひとう |
投げるための小刀。 | 一44 |
| 流星錘 りゅうせいすい |
縄の先についた拳ほどの大きさの錘。 | 四98 |
| ■その他 |
| 穢瘁 えすい |
麒麟が不浄によって罹る病。 | 二37 |
| 黒縄 くろなわ |
黄海に生える硬い木の樹皮を編んだもの。黄朱が罠に使う。 | 四10 |
| 炕 こう |
床下に煙を通して部屋を暖める設備。 | 二352 |
| 篁蔭 こういん |
完全に透明な陽翠の琅玕。赤子ほどもある大きさの一対の玉。函養山に眠るといわれる伝説の玉。 | 二257 |
| 国帑 こくど |
国の財産。市場の業者に預けたことを記録した帳簿と証書の形。 | 一190 |
| 赭甲 しゃこう |
烏衡率いる一両二十五名。赤黒い鎧を着ている。 | 三324 |
| 視養 しよう |
騎獣の餌。特殊な妖の肉を複雑な手法で乾燥させたもの。軽く嵩張らない。冬官府のみが作ることができる。 | 一185 |
| 迷穀 めいこく |
黄海に生える樹木。花が光る。花から取った染料は、高価だが暗闇で光る。 | 四113 |
| 磐石 なるいし |
黄海で使う鳴子。 | 四13 |
| 百稼 ひゃっか |
病人食。 | 二234 |
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