まずは性別・年齢層などから。まあ、もともとが少女向けライトノベルですから、その影響が出るだろうとは思っていましたが、結構顕著でした。

　2003年にとった管理人のサイトアンケートでの男女比率は約2：8でしたが、全体として見ると1割を切っておりましたね。ほぼ女性でございました。でも、
　>最近友達に勧めてみごとにファンにしました！ 男のファンは少ないけどがんばります（Q12より）
という男性からのお声もありました。頑張れ男性ー。ホワイトハートが買いにくいという方は、講談社文庫版も出ております。
　土台が少女向け小説からの出版ですが、内容としては性別の分類はないと思うのです。
　お次は年齢です。

　まず初めに但し書きしておきますと、これはあくまでも「インターネットをしている十二国記ファン（なおかつこのアンケートを見つけた方）」限定の結果ですから、これがそのまま十二国記ファン全体の年齢割合ではありません。実体としては、小中学生の数はもう少し増えるんじゃないかと思います。偏見かもしれませんが、インターネット人口は小中学生は少ないと思うので。
　まあ、とにかくここではあくまでもこのアンケート結果が全てです。
　高校生〜大学生くらいの年齢が約半数を締めました。
　Q12の声の中にも、「若いうちに読みたかった」「若い子に読んで欲しい」という声も多かったです。教訓や人生の生き様がさらりと嫌味なく描かれているところがすばらしいのです。
　人生のいつの時期に出会ったかは人それぞれだと思いますが、いつであったとしても、この作品に出会えたことに、感謝、ですね。
　
　そして、以下は性別で分けた年齢割合です。

　……これだけ男女数の差に開きがあるのに比べる意味があるのだろうか。とか思いましたが、一応比べますとと、男性のほうが平均年齢が高いですね。