■十二国 |
国名 | 国氏 | 首都 | 首都州 | 宮殿 | 現王 | 在年 | 麒麟 | |
四大国 | 慶東国 けいとうこく |
景 | 堯天 ぎょうてん |
瑛州 えいしゅう |
金波宮 きんぱきゅう |
中嶋陽子 | 2 | 麒 |
範西国 はんせいこく |
氾 | 呉藍滌 | *300 | 麟 | ||||
奏南国 そうなんこく |
宗 | 隆洽 りゅうこう |
清漢宮 せいかんきゅう |
櫨先新 | *600 | 麟 | ||
柳北国 りゅうほくこく |
劉 | 芝草 しそう |
朔州 さくしゅう |
芬華宮 ふんかきゅう |
助露峰 | *120 | 麒 | |
四州国 | 雁州国 えんしゅうこく |
延 | 関弓 かんきゅう |
靖州 せいしゅう |
玄英宮 げんえいきゅう |
小松尚隆 | *500 | 麒 |
才州国 さいしゅうこく |
采 | 揖寧 ゆうねい |
節州 せっしゅう |
長閑宮 ちょうかんきゅう |
黄姑(慎思) | *13 | 麟 | |
巧州国 こうしゅうこく |
塙 | 傲霜 ごうそう |
喜州 きしゅう |
翠篁宮 すいこうきゅう |
− | − | ||
恭州国 きょうしゅうこく |
供 | 連檣 れんしょう |
緯州 いしゅう |
霜楓宮 そうふうきゅう |
珠晶 | *90 | 麒 | |
四極国 | 戴極国 たいきょくこく |
泰 | 鴻基 こうき |
瑞州 ずいしゅう |
白圭宮 はっけいきゅう |
乍驍宗 | 7 | 麒 |
漣極国 れんきょくこく |
廉 | 重嶺 じゅうれい |
雨潦宮 うろうきゅう |
鴨世卓 | 麟 | |||
舜極国 しゅんきょくこく |
*40 | |||||||
芳極国 ほうきょくこく |
峯 | 蒲蘇 ほそ |
鷹隼宮 ようしゅんきゅう |
− | − | 麒 |
■土地制度 |
給田きゅうでん……数えで20歳になると、里に家を、廬に田圃を貰える制度。 里り……行政の最小単位。3廬+里家の25家から成る。農閑期に住む場所。 廬ろ……8家から成る。田畑と廬家で構成される。 公地こうち……廬の中に国から貰う土地。 公田こうでん……廬の中にある、8家の公共の土地。
※「まち」という意味の「里」と、距離を表す「里」があるので注意。 ※右図はあくまでも面積の割合を図式化したものなので、配置などは不明です。 |
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―蓬莱版単位で表した単位― すべて『1歩=135cm』として、大体の距離をはかってみました。
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■行政単位 |
行政単位 | 1単位の人口・戸数の目安 | 数 |
国 | 成人300万人 | 12国 |
州 | 9州 | |
郡 | 50000戸 | (州によって違う) |
郷 | 12500戸 | 4郷 |
県 | 2500戸 | 5県 |
党 | ||
族 | ||
里 | 25戸 | |
(廬) | 8戸 | 3廬 |
―党・族・里の数― 最も単純な数になるように計算すると、以下のような感じでしょうか? ・党=500戸、5党 ・族=100戸、5族 ・里=25戸、4里 または、里と族の数が逆で、族が5里125戸で党が4族500戸かも…… |
■名前 |
姓 | 生まれたときについて、死ぬまで変わることはない。戸籍上の名前。 婚姻すればどちらかがどちらかの籍に入り戸籍が統合されるが、それは戸籍上だけのもので本人の姓は変わらない。子はその統合された姓を継ぐ。 王は同姓には引き継がれないことを示すためのもの。王と同姓であればその者は次の王ではない。 例:蘇蘭玉、蔡晶、中瑾、孫昭 |
名 | 戸籍上の名。呼ばれることを嫌がる人もいる。 例:蘇蘭玉、蔡晶、中瑾、孫昭 |
氏し/うじ | 数えで二十歳になり独立すると選び、氏字を名乗る。 例:楊朱衡、乍驍宗、健仲韃 |
字あざな | 呼び名。本来の字の他、綽名がいつのまにか本式の字になる場合もある。 例:楊朱衡、乍驍宗、健仲韃 |
小字しょうじ | 子供の呼び名。 |
―氏について― 氏は「櫨家」「相家」などという使い方をされているので、個人固有のものである姓に代わって、一族や家を表すためのものなのだと思われます。 ―名前の組み合わせについて― 姓名氏字の組み合わせはバリエーションがあります。 姓+名 蘇蘭玉、張清など 氏+字 健仲韃、相如昇など 氏+名 乙悦、籍恩 姓+字 劉李斎 「姓」「名」「氏」の欄に記したように、普通は姓名(戸籍上の名)・氏字(呼び名、通り名)の組み合わせです。氏名と姓字はあまり例を見ません。 特に姓字は「劉李斎」の一例のみです(本文に記していないだけで、もしかしたら他にも姓字を名乗っている人がいるのかもしれませんが)。 桓魋も「青将軍」というように姓をそのまま使っているので、独身のままで一族や家を持たない者であれば氏に頓着せず、姓をそのまま使ってしまっている、という場合もあるのかもしれません。 |